和歌山ホームレス支援機構

1、団体紹介

@ 活動の内容

 過去八年間で、約90人のホームレスの人達に、アパートに入居して生活保護の手続きをして生活保護の受給者の見回りや相談にのっている。和歌山市では2004年に行った事態調査や2007年の実数調査を比較すると、ホームレス人口にあまり差はなく推移している。今後経済的な格差はますます拡大し、ホームレスは増加することがあっても減少することはないとおもわれる。行政レベルだけではなく市民レベルでの取り組みも不可欠であると考えられる。このようなことから行政側に対する要求を、より円滑にするため、今回NPOの法人化の申請を提出しました。

 現在の活動内容は

@ ホームレスのアパートへの入居の促進

A       入居後の生活支援及び見回りや相談

B       ホームレスの人達の研究や調査

C       他の団体との協力

以上4点をおもな活動にしています。

 

A 活動従事者数 約20 名

 

2、活動を行っている自治体におけるホームレス支援策の現状、課題

和歌山市が市営住宅2戸提供してくれました。

 まだ行政側のホームレスの対する認識が薄いので、今後もホームレスの権利を要求していきます。

 正式には7月上旬にNPO法人の登記が完了する予定です。

http://www.asahi-net.or.jp/~ge4m-oot/(和歌山夜回りの会のホームページ)

新NPO法人定款の目的:この法人は、和歌山市内に居住するホームレスに対して、その自立支援および社会的処遇の改善と自立以後の人々へのケアに関する事業を行う事により、社会福祉の向上を図ることを目的とする。(活動分野1.2.7.8)