ホームレス支援の会(高崎)
1、団体紹介
@ 活動の内容
a.毎月1回以上(第1・第3火曜日)の配食
b.野外生活者の相談を受ける(随時)
1.生活保護申請の手助
2.職業の斡旋・紹介
3.病気者に対する援助
c.衣服食料の調達と配布
d.他グループとの共同支援
追記 借金や戸籍抹消に対応して法律相談も実施
A 活動従事者数 約 名
2、活動を行っている自治体におけるホームレス支援策の現状、課題
我々は、そういう人や病気になっていない人達を対象にした支援を行っています。それ故、健康診断の実施要請や、入浴場・シャワー場の建設要請を行っています。 ホームレスに対する定義の違いから野外生活者の人数の違い(100名以下)で、シェルターや職業訓練等の施設を作る気は無いように思われます。
5月3日配付資料より(以下)
●今後の活動予定
健康診断実施要請。活動院募集。シャワー場作り。行政との関わり。活動範囲の拡張。
●ホームレス支援の会の歩み
1993年 5月 中央公民館に集まる(発足会)。注意すべき約束事を決める。
<決めたこと>
1,この会を「ホームレス支援の会」と呼ぶ。
2,この会は「会則」を作らない。
3,この会の「会員は皆平等である」。支援の回数・出席率・献品の多少 等は、無関係。
4,この会は「会費を集めない」。(会計報告の義務無し)。
5,毎月(28日)1回以上の活動をする。
6,行政と一線を画す(NPOは取らない)。
7,ホームレスの人達の個人情報は、外部には漏らさない。
8,支援品は、自己負担品と寄付の品物で賄う。
9,総会は、会員の要求で開く。(随時)
10,代表を横山三千雄・事務局を桜井克己とする。
<話し合われたこと>
* 高崎市にいるホームレスの実態
* 人間的係わりを持つ(話が出来る状況を作る)。
* 切っ掛けとして「おにぎり」「味噌汁」等を持ってゆく。
* 経験を積んで勉強してゆく。
* 彼等に今、必要な物を届ける。
会員は「無理をしない」をモットウとし、自分で出来ることを続けて、他の人と比べないで進めて行くこととした。
1993年 6月 高崎市内にいるホームレス探し。
新幹線高架下で炊き出しをする(配食)。
高崎公園で炊き出しをする。
7月 公民館の料理室を利用(公園・新幹線下は火の使用禁止)。
8月 月一回で配食開始。
1998年 7月 第一回目の全体調査を行う。
11月 冬場だけとなる(会員不足)。
2001年 10月 新・ホームレスの会発足(この会に代表はいない)
支援の会・キリスト教の会・仏教の会が集まる。
11月 月二回の配食始まる。
2003年 7月 第二回目の全体調査を行う。
2004年 1月 市福祉課と打ち合わせ(支援法・人数等)
3月 高崎市と第1回目の合同会議を持つ。
2005年 10月 高崎市と第2回目の合同会議を持つ。
2006年 10月 市内のホームレスの人数調べ
旧市内(80名) 榛名町(13名) 新町(7名) 群馬町(5名) 倉渕町(不明)
12月 大阪市(虹の連合)と高崎市の畳の上に上がった人の合同調査。
2007年 ホームレス支援全国ネットワークに参加。
*データ
1998年7月(21人中13名回答) 2003年7月(52人中25名回答)
失 業 (5名) 38.5% 失 業 (11名) 44%
借 金 (4名) 30.7% 借 金 (7名) 28%
住居の立ち退き (1名) 7.7% 住居の立ち退き (2名) 8%
障 害 者 (1名) 7.7% 障 害 者 (2名) 8%
家族とのトラブル (1名) 7.7% 家族とのトラブル (1名) 4%
そ の 他 (1名) 7.7% そ の 他 (2名) 8%