特定非営利活動法人
ホームレス支援ネットにいがた

1、団体紹介

@ 活動の内容

[目的]ホームレスの人の自立、社会復帰を図る。居所確保により生活基盤を安定させ、自立支援、就労支援のサービスを行う。

 

[活動内容]

@パソコン教室:ホームレス・元ホームレスの人たちがパソコンに触れることを通じて、新しい物事に挑戦する気構えやコミュニケーション能力を取り戻すことによって、社会復帰の一助とすることを目的とする。

Aホームレス自立支援アパート「まちかど館」運営事業:新潟市内に建物を一棟賃借りし、ホームレスの人に部屋を賃貸し社会復帰のための居所を提供。

B古町6番町環境美化事業:古町通6番町商店街振興組合から、花壇の手入れ、自転車の整理、道路の掃除の請負事業を実施中。(4年目継続予定)

C新潟市道清掃事業:新潟市から事業を受託し、ホームレスの人に働く場を提供。みずき野地区除草事業(2004年度)、東地区(万代・沼垂・駅南)清掃事業(2005・2006年度)

D就労相談・情報提供:まちかど館入居者やホームレスの人の就労希望の相談を受けたり、求人情報の提供を行う。

E生活保護受給申請の援助:ホームレスが生活保護申請するにあたって援助をおこなう。

 

A 活動従事者数 約

 

2、活動を行っている自治体におけるホームレス支援策の現状、課題

 

@三者連絡会議開催:年にこ3〜4回連絡会議を開催。出席者は「ホームレス当事者」、「支援団体(新潟市内は3団体有り)」、「新潟市」

Aシャワー利用:新潟市と新潟市社会福祉協議会と連携し、新潟市総合福祉会館でシャワーを提供。

          月曜の休館日を利用。4月〜11月までの月2回。(8月は月4回)

          当日の運営・管理は、市がおこなう。

B清掃事業:年に2回歩道の清掃、除草の仕事を提供。予算は1回当たり30万円弱。

        市から支援団体が、委託事業として請け負う。

C冬期シェルター:新潟市が支援団体に委託。12月1日〜3月31日まで冬期シェルターを運営・管理。市は、家賃・礼金・敷金・仲介料・水光熱費のみを支給。住居探し、事務経費(間接経費)、危険責任(負担)は支援団体が負う。

 

*見直しに当たり、1)対象都市の要件人口の引き下げ、2)小規模の自立支援施設の制度化などを目指したい。