あまい誘いの言葉に注意!
生活保護をかけてあげると連れて行かれた先は…
昔からよく聞く話ではあるけれど、野宿生活を余儀なくされている労働者に、「病院に入院しないか」、「生活保護をかけてあげるから」などと、声をかけてくる団体・人間がいる。
そんな簡単に生活保護がかかれるのか、とついていくと、病院に入院させてもらったものの、一ヶ月の日用品費が5千円しかもらえなかった
アパートに入って生活保護を受給しても、家賃や共益費がベラボウに高く、ひと月3万円で生活しなければいけないとか、狭くて汚い居室に数人押し込まれ、タコ部屋同然の生活を強いられるなど、ひどい目にあった体験を話す仲間も少なくない。ひどい場合は、知らない間に住民票を悪用され自分名義の借金をつくられたなんて話も聞く。
もちろん、悪い人ばかりではないだろうが、甘い話には裏があることが多い。後悔しないように、生活保護の正しい知識、特にいくらもらえるのか、知っておきましょう。
(アパートの契約の際には内容を良く確かめて)
家賃のほかに共益費がかかる場合も。これは家賃ではなく、生活費から支払うことになる。相場は二千〜五千円くらいか。それ以上だと生活に響くかも。光熱費・水道代もどういった形で計算され、どういう形で請求・支払いをするのか、きちんと確かめましょう。その他、不明な点は不動産屋や紹介してくれた人によく話を聞いて下さい。契約書に署名捺印は十分な納得の上で。
@ 入院をした場合
日用品費 月額 約2万3千円
A部屋を借りた場合(居宅保護)
家賃 月額 4万2千円未満 生活費 月額 約8万円弱