野宿者はどこに

断ることもないだろうが、この頁だけを見る人もいるかも知れないので、書いておく。

この地図からリンクをたどることによって、野宿者の居住写真を見ることができるが、紹介する意図は、「珍奇なもの」・「物珍しいもの」をことさらに示そうというものではない。

路上で、公園で生活せざるを得ない人が、広範囲に広がっていること、野宿者の問題は「釜ヶ崎」だけに限られたものでないことを視覚的に示し、身近に考えるきっかけになることを願ってのことである。

公園でのテントなど反発を感じる人もいるかも知れない。ではどうすればいいのか。追い立てても、他の公園や路上に移動するだけで、同じ事の繰り返しになるだけであることは、路上生活せざるを得ない人の数と地域的広がりが示している。

今後も紹介地点を増やす予定である。

野宿者を「身近な隣人」として、考えて欲しいと思う。

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